一条ゆかり さんといえば、
少女マンガの王道をゆく
ゴージャスな画風と、
「主人公の出生の秘密」
「親友との対立」
「恋の三角関係」といった
お約束のストーリー展開。
ついつい、そんな彼女のマンガに引き込まれてしまうんです。(ドロドロ系大好き

)
「プライド」は、
お嬢様育ちの史緒と、雑草育ちの萌。
オペラ歌手を目指す二人は犬猿の仲。
「私あなたは嫌いだけど、あなたと歌うのは好きだわ。わたしの声が引き立てから」
と互いの才能を認めながら、でも貧欲に利用し合い、火花を散らし高まっていくライバル。
漫画家40周年の彼女の作品への想い…が「ヒシヒシ…」と伝わってくる気がします。